白癬(水虫、たむし、爪水虫など)は治るの?

 足の裏に痒い水ぶくれができたり、足の指の間の皮膚がふやけたり、そんな症状があると水虫かなと考えて市販の薬を塗ってみる、でもなかなか治らなかったり、よいと思っていたら悪化したりで、治療をあきらめてしまっている人も多いようです。この水虫は真菌(カビ)による皮膚感染症です。きちんと診断をし、適切な治療を行えば治る病気です。
 反対に放置していると爪水虫に発展してしまったり、股などの足以外の皮膚に拡大してたむしとなったり、さらに水虫の傷から細菌感染をきたして足が赤くはれて痛み高熱を生じたり(蜂窩織炎)します。また、家族を始め周囲の人への感染源になります。
 では、水虫のきちんとした診断と治療ってどんなことなのでしょう・・・・・

<白癬の診断>
 白癬の診断には、症状のある部の皮膚や爪を少量削り取って、顕微鏡で観察して真菌を確認することが必要です。水虫と自己判断していても、実際には水虫に似た湿疹などの他の病気のことも多いのです。それではいくら水虫の治療をしてもよくなるはずはありませんよね。正しい診断がつけられれば、治療はそれほど難しいものではありません。

<白癬の治療>
 最近の水虫の塗り薬は強力な殺菌作用を持っています。毎日定期的に1ヵ月以上塗り続けることが大切です。少し症状がよくなり痒みがなくなるとやめてしまう人が多いことが問題です。
 また、かかとなどが硬く厚くなり、痒みのない水虫もありますし、冬になるとカビが冬眠したようになり、完治していないのに症状が治まることもあります。このような場合も治療を中断すると、症状が再発したり悪化したりします。
 いったん爪水虫になると塗り薬では完治できず、内服薬による治療が必要となる場合が多くなります。最近の内服薬の有効率は高く、これで治療をしている人も多いのですが、治療期間は3ヵ月ないし6ヵ月必要で、その間、副作用のチェックとして肝機能などの血液検査を行います。

<感染予防のポイント>
水虫の菌は皮膚の最外層である角層にいます。水虫に罹患している人から剥がれ落ちた皮膚を踏んで足につけた状態でいると感染します。お風呂のマットやスリッパなどを介して感染することが多いので、共通で使わないとか洗濯し日に干すなどの対策をとりましょう。また、畳や床の掃除も大切です。

投稿者: 日時: 2009年06月22日 10:09 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ


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